東北大学 大学院理学研究科・理学部 技術部
Technical Division, Graduate School of Science and Faculty of Science, Tohoku University
東北大学 大学院理学研究科・理学部 技術部
Technical Division, Graduate School of Science and Faculty of Science, Tohoku University
お知らせ・報告
令和6年度 東北大学 大学院理学研究科・理学部 技術部報告 を発行しました。
技術部報告のページからご覧下さい。
技術部レターNo.17を発行しました。
技術部レターのページからご覧下さい。
令和6年度 理学研究科・理学部技術研究会が開催されました
技術研究会のページからご覧下さい。
受賞報告
総長業務功績賞は、職員の職務遂行意識の高揚並びに本学の業績改善及び効率化の推進を図ることを目的とした表彰で、事務部門、技術部門から成り、技術部門は本学の研究を技術面から支援する職務において、研究成果の創出に係る顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった方について表彰されます。
令和5年度は、全学から2件のグループによる技術職員が表彰され、本研究科からは硝子機器開発・研修室の扇 充氏、澤田 修太氏、佐藤 由佳氏の「硝子工作技術による特殊ガラス実験装置の設計・製作支援」が受賞し、令和6年3月19日に総長から賞状が授与されました。
この業績は、最高精度を必要とする特殊ガラス実験装置の設計・製作の技術支援により、原子核物理学における三体核力の実証実験に世界で初めて成功することができました。また、生命誕生の起源に迫る隕石衝突蒸気雲模擬実験や大気中温室効果ガスの精密測定を支援し、地学・地球科学や気候物理学の分野でも研究結果創出に大きく貢献した事が評価されての受賞となりました。
総長業務功績賞は、職員の職務遂行意識の高揚並びに本学の業績改善及び効率化の推進を図ることを目的とした表彰で、事務部門、技術部門から成り、技術部門は本学の研究を技術面から支援する職務において、研究成果の創出に係る顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった者について表彰されます。
令和4年度は全学から3名の技術職員が表彰され、本研究科からは物理学専攻の梅津 裕生氏の「加速器原子核物理学実験に用いる特殊装置の設計・製作支援」が受賞し、3月14日に総長から賞状が授与されました。
この業績は2つの加速器施設で行われた原子物理学実験のために、多数の検出器と機器を組み込み、移動・ドッキング機構も備えた2種類の大型装置を設計・製作・設置した。本装置開発により実験が効率的かつ安全に遂行され、その結果からプレスリリース2件、学会64件、論文19件の発表が行われ、研究結果創出に大きく貢献した事が評価されての受賞となりました。
総長研究支援技術賞は、優れた研究支援を行い研究成果の創出に顕著な貢献があった技術職員を表彰する賞で、平成29年度は、本研究科機器開発・研究室が受賞し、3月27日(火)にカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で授賞式が行われました。
機器開発・研修室は、設立92年と長い歴史をもち、長きにわたり先端的機械工作技術を駆使してさまざまな分野の研究を支えてきたことが認められ、今回の受賞となりました。
特に超高分解能スピン分解角度分解光電子分光装置の開発、宇宙実験装置の開発、またニュートリノ科学研究センターのカムランド建設にも多大な貢献をされました。
組織の根幹をなす創意工夫と温故知新の心の継承を常に心がけているとのことです。